TIKAL / ティカル (Super Meeple版) | 2人(家族で) / 2回目
プレイ記録
- うらのめ(通算: 3回目)、まきお(通算: 2回目) / 同メンツでの通算: 2回目
- Super Meeple版ははじめて
- 3日にわたってプレイ、計2.5時間くらい
- 先行: うらのめ
- 180 vs 180 の同点!最後の決算で7点差を詰め寄って!
- 10点神殿はまきおが発掘!
感想
- 素晴らしく楽しい!!!!! のひとこと!
- RPGのTVゲーム(FF5とか)と同じレベルの没入感で本当に遺跡発掘できる
- けれども、ボードゲーム、主従なくみんなで遊べて、このうえなくおもしろく、満足できる
振り返ってみると囲碁に近しいプレイ感覚。広大な盤面に多くの係争地があり、あちこちのフリカワリを睨みながら、差を生める手を探していく。
ただし、TIKALの特筆すべきポイントは、プレイ中、あくまで遺跡探検に没頭できているというところ。この点、テーマが心底素晴らしい。初めてプレイした時、感想戦で思わず「テーマに助けられすぎているよ!」という言葉が口を突いて出たくらい、プレイとテーマが一つのものとして溶け合っている。
各国の遺跡発掘隊が現場でかち合ってしまって、発掘競争しているうちになんだか楽しくなってきちゃった、ゲームみたいになっちゃった。...そう捉えたほうが自然なくらい。プレイシステムは鬱蒼としたジャングルの奥深くに包み込まれ、プレイヤーの思考に直接触れる瞬間は一時もない。
そして、テーマの世界観を完璧に再現してくれているSuper Meeple版のコンポーネント。こんなに楽しいゲームを、これ以上はない最高のコンポーネントで復刻してくれて、感謝、感謝、感謝。間違いなく、これを企画した中の人はTIKAL大好きなんだと確信してしまった。プレイ中、ヘリコプターに乗り込んで上空から発掘計画を練る司令官の心地にひたれる、圧倒的リアリティ。日常の隙間に突如出現した、古代遺跡のジオラマである。
色々なボードゲームをプレイしているうちに、自分はテーマ、没入感重視の嗜好だと理解してきたのだけれど、これほどテーマに没入できるタイトルは今のところは他に知らない。
評価
うらのめ: 15点
今後さらにおもしろくなっていくだろうことを見越してこれくらいにしておく。ブログの最初のレビューということもあり、いきなり高くつけすぎると後が困るので。(気持ち的には17,8点くらいつけたいけれど、それは今後のプレイにとっておく!)
まきお: 16点
点の低いところから発掘していくと大きい神殿が建ったり、その上に人が乗ったり、財宝カードの絵が可愛くて好きなもので揃えたくなったりと、見た目のわかりやすさと楽しさで入り込みやすい。タイルの引きが悪すぎるとしょんぼりするが、それも含めて何度も遊びたくなるゲーム。